環境対策
Environment
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集団での認証取得は世界でも前例がないといわれております。
もとより当組合では創業以来、世界初の節水、資源リサイクルを基本方針として環境の維持に努めてまいりましたが、今回の国際規格認証を機に、ISO14000シリーズの理念を踏まえ、地球環境の改善に一層の努力を続けてまいる所存です。
また、環境ISOの認証取得にともない、全社を挙げて環境マネジメントシステム(EMS)の実践に取り組む態勢を確立することができました。
EMSの日々の実践を究極のコストダウンに結び付けるべく、さらなる意識改革を進める覚悟です。
創業以来の理念に基づき、次の方針にしたがって地球環境の保全につとめる。
(1) | 組合員企業は、地球環境への負荷を継続的に軽減する。 |
(2) | 環境に関する法律を守り、汚染を予防する。 |
(3) | 環境目的・目標を設定、行動計画に基づいて実施し、成果を評価する。 |
(4) | 工場内の作業環境をよくし、周囲の美観、快適さを改善する。 |
(5) | 環境方針は文書化して、組合員企業で働くおよび組合員企業のために働くすべての人々に周知させる。 |
無公害実現の中心には、排水を集中管理する共同処理センターがあります。団地内に空中配管された排水パイプを通して、各工場から送られた分別排水をここに集中させ、常時3名の技術者が回収や無害化処理に厳しい目を光らせております。


共同処理センターの総合排水処理場(右)と、各工場からの分別排水を共同処理場に送る空中配管(左)。
⇒ 共同処理センター
排水の無害化だけでなく、大気汚染を積極的に防止することも私達に課せられた大切な責務です。有害なガスが発生する恐れのある前処理槽とめっき槽にはすべて排風機を付設しており、ガスを効率よく吸引して屋外に設置した排ガス洗浄中和装置に送ります。ここで成分別に洗浄・中和され、クリーンな空気として排気する仕組みです。分別洗浄水は共同処理センターに送られ、回収あるいは無害化処理されています。

大気汚染に活躍する
排ガス中和洗浄装置
排ガス中和洗浄装置